元GAFA、気ままなゲイのモントリオール留学

カナダ高校留学 〜現地で恋に落ちた話〜

こんにちは。

前回はカナダ高校留学、現地での部活動について記事を書きました。

(モントリオールの記事については今後書いてゆきます。)

 

lgbtlifecanada.hatenablog.com


 

U-NET

 

今回は前回お話しした、バレー部のセッターの彼に猛烈な恋をした時のお話をします。

 

  • 彼を好きになるきっかけ
  • 恋に落ちてから
  • 遠征中、車内での出来事
  • 俺がいないところで俺の話をしてる?
  • 儚く散った恋
  • 偶然で会うしかない

 

 

彼を好きになるきっかけ

私はずっとゲイとして自覚していて、”ああこの人格好いいなー”や、”イケるー”くらいは同性に対し思ったことはあったのですが、恋というか、付き合いたいというか、恋愛の対象として真面目に人を好きになったことはあれが人生で初の経験でした。

 

私はあることが起きるまで、そのセッターの彼に好意を持つことはありませんでした。

 

ブロンド、ブルーアイズ、笑顔が素敵、スラッとしてる、楽器も弾ける、面白い。

 

という好青年。

 

話してても友達として気楽に話していた。

 

ある日まで。

 

部活に入ってから数ヶ月後、夢に彼が出てきた。

初日は何も思わなかった。

しかし、2日目も3日目も4日目も彼が出てくる。

しかも夢の中でイイ感じ・・

 

4日目くらいになると学校で彼と会ったり見かけると少し意識してしまう。

でもまだ意識するくらいで、恋はしてなかった。

 

5日目、6日目、7日目。。なお彼が夢に出てくる。

まさかの1週間連続で彼が俺の夢に。

7日目なんてもうカップルとして成立して俺らの関係は公になっていた。

 

俺の深層心理は彼のことが気になってたのか!?

 

もうその頃、学校で彼に会ったり見かけたりすると、ドキドキが止まらない、そして隠れたくなる(笑)、喋ると緊張する。。

 

完全に恋に落ちていた。

 

すごい勢いで。

 

でもね、どうしていいかわからない。

 

苦しい・・・

 

 

恋に落ちてから

これまで恋をした後に行動にした経験がない。

そもそも彼がゲイかわからない。

ゲイじゃなくしかもアンチゲイだったらどうしよう。

噂が広まったらどうしよう。

 

バンクーバーに行った時は、そこら中に同性カップルがいたり周りも特に気にすることなく接していた。

しかしこの小さい町。噂は一瞬で広まる。

そしてLGBTQの人たちはほぼいなかった。

 

そんなこともあり私は行動に移すことはできなかった。

 

会った時、何事もなかったかのように接する。

それしかできなかった。

 

ただ、、

 

その笑顔が、その白い歯が、その眼差しが、ま、ま、眩しい・・・笑

 

最初のうちはよかったけど、だんだん辛くなってきた。

 

遠征中、車内での出来事

ある日部活で遠征した時、コーチのワゴンを使った。

夜中に移動する日があり、なんと、彼が俺の右隣に!

すると、彼がコックリコックリしてきた。

そして俺の肩に!!!え!!こういうの漫画とかであるやつ!?

俺の左隣には違う部員が寝ていて俺は間に挟まれていて逃げられない・・

ドキドキしまくってたなあ笑

少しして彼が起きて、”ごめんね、次は叩いていいからね”って言ってきた。

違うんよ、いいのよ、もうずっと俺の肩で寝てて!なんて言えるはずがなく。

 

そういうのもありとっても恋に落ちてしまった。

 

辛くなってしまった。

 

意識しまくってしまい、だんだんと前のように接せられなくなってきた。

 

俺がいないところで俺の話をしてる?

例の俺にあだ名をくれた人(以下N)とその片思いしてた人(以下G)は親友であり、よく2人で話しかけてきてくれた。

 

俺とGが2人きりでした話を何故かNが知ってるということがよくあった。

 

Nは世話焼きで俺を心配してくれていろいろ気遣ってくれるから、NがGに俺のことについて聞いたのか、Gも俺のこと気になっててNに話すのかな!??とか。

 

真相はわからないが、当時は後者を信じたく、都合よくそう捉えていた笑

 

がしかし、どう思考を変えても、俺とGとの関係は前と何も変わらず、むしろ俺が気まずいというか緊張して明らかにこれまでような振る舞いができなくなっていった。

 

儚く散った恋

ある日、母校に他校を招いてトーナメントをすることがあった。

男女両方でそれぞれトーナメントを行った。

 

その時、すんげえ可愛い女の子が所属しているバレーボールチームがきた。

 

すらーっとしてビクトリアズシークレットに出てくるような一際存在が際立っていた。

 

なんと、Gはナンパしたのか、トーナメントが終わることにはその彼女とベッタリ。

 

全てが崩れ去っていく音がした笑

いやもう無音だった、何にも聞こえなかった笑

 

そしてトーナメント閉会後、彼は彼女と2人でホテルに行った。

(チームメンバーにホテルに行くと言っていた)

 

今となっては笑えるが当時はもう終わった感満載。THE END。

 

そんなことが終わっても好きな気持ちは抑えられない性格な私。

それでもずーっと好きだった。

 

偶然で会うしかない

バレーボールのシーズンが終わり、冬になり毎日スキーヒルに行った時、彼もスキーをしに来ていて偶然会えた時、まだまだ好きだなーって思った。

家も近く、偶然近所で会わないかなーとか。

 

Gはバンドもしてるし、バンド、スキーしてなかったとしても2人で会う理由もきっかけもなかったから、偶然じゃないと会えなかった。

 

彼は私より学年が1つ上。

 

いよいよ彼が卒業。

 

卒業して会わなくなってもしばらく好きだった。

 

私が最後の学年に進級してもしばらく好きだった。

 

そんな彼、今は地元の俺も知ってる当時彼と同じ学年にいた子と結婚して子供もいる。

 

今はすんごい良い思い出。

 

彼が本格的は初恋の相手で良かったなと今は思う。

 

という話でした!!