カナダ高校留学 〜授業からイグザムまで〜
みなさんおはようございます。
(モントリオールの記事については今後書いてゆきます。)
今回は、現地での授業について書いて行こうと思います。
過去に、現地に到着し、1学期の授業を選択し、それが始まるまでの記事を書きました。
今回は現地の授業のスタイル、宿題、クイズ、イグザムについて記事を書いてゆきます。
- 授業タイムスケジュール
- プレゼンテーション・宿題・クイズ・イグザム
- 単位合否結果発表
授業タイムスケジュール
各学期が始まる前に、スクールカウンセラーとどの授業(単位)をとってゆくかという話を私はしていました。
当時は現地の高校を卒業したらそのままカナダに残り、今度こそバンクーバーの大学に行く意識でいたので、その際に取っておくと良いような科目が多々あったし、それまでに取得したことがなかった授業にも興味があった。
私が通っていた高校の1コマは90分。
1週間のスケジュールは下記であった。
例) A= Math, B= PE C= Science, D= Sosiology, L=Lunch
月: ABBLCD
火: BCCLDA
水: CDDLAB
木: DAALBC
金: ABLCD
8:30から授業が始まる。
1学期で4つの授業を取り、上記のようなクラススケジュールとなる。
1日に1コマは同じ授業を2コマ繰り返し行った。
金曜日はそれぞれの授業を1コマづつ。さらに通常の90分ではなく60分と短縮される。
また、ランチも30分に短縮となる。(通常は40分。この10分の差は大きい笑)
日本では1コマ50分のクラスであった為、1コマ90分の授業は最初キツかった。
PEなら体を動かしてればいいから楽であったが、一般教科は大変だった。
英語、専門用語、物理など、日本語で説明されてもわからないかもしれないような授業も現地の生徒に合わせて行われる内容についてゆくのが必死だった。
もはやついていけてない時もあったが・・
プレゼンテーション・宿題・クイズ・イグザム
-プレゼン
授業にもよるが、やはり海外。自分の意見を求められる。
心強かったのは、各授業に私が所属していたバレー部員が散らばっていた。
なので何かあれば聞けるし、助けてくれる。
もちろん、バレー部以外の友達も助けてくれたし、そして私のことを尊重してくれた。
授業によってはリサーチしてきたもの、まとめたものプレゼンテーションもあった。
そこでは自分の意見を交えながら話すことが重要になっていた。
また、あるお題に対して、どう感じたか、だからこういうことをするし、このようになってゆけばいいと思う等。
そしてそれに対し、他の生徒がさらに意見を述べたり、評価を行う。
そこで感じたことは、対人間であり、人にはそれぞれの意見がある。
各々の意見に対し、違う意見を持っているからその人自身を否定したりするようなことがなかった。
これが他者を認め共存することなんだと感じた。
また、これがディベートなんだと感じた。
また、日本人としてどう思うのかと聞かれる場合もあった。
例えば第二次世界大戦。このことに対し、どのように理解し、どう感じ、それによってどうしてゆくべきなのかと聞かれたことがあった。
この時私は、他者、また他の意見を認め、
そこに”自分の意見を相手に強要するため”
に意見するということは恥であることを知った。
また、
”自分の意見に相手が同じ意見を持っていたら敵とみなす”
という思想は貧しいということを知った。
私は、父親から何かあると、否定され、また自身の意見に伴った行動を遠回しに強要され、私が彼と違う意見を持っており、それを伝えたら怒鳴られたり母親に八つ当たりしたりということがよく起きていたため、カナダの高校で親子であっても他者としての意見、思想を尊重し尊敬し、強要しない、ということは間違いではなく、それでいいんだと思うきっかけであった。
-宿題
宿題も教科によってはあった。あまり量はなかった覚えがある。
しかし、ついていけてない授業もあるので、それのカバーをするための復習は必要であった。
さらに、私が取っていた授業はクイズ(日本で言う小テスト)がよく行われていたため、家で対策をすることは多かった。
専門用語が出てくる科目は大変だった。
また、スイス人のホストブラザーも同じ授業を取っていた場合、一緒にクイズの対策ができたのは心強かったし捗った。
-イグザム
そして学期末に行われるイグザム。
これがうまくいかなければ単位が危うくなる。
イグザム前は結構勉強した。
イグザムの日は学校の雰囲気が違う。
クールと言うかカラッとしていて、みんなどこか忙しない。
イグザムはクラスごとにそれぞれの教室で行われるのではなく、学校全体でグループに別れて体育館で一気に行う。
体育館には机と椅子がズラーーーーっと並んでおり、テスト用紙とマークシートが置いてある。
同じクラスの人たちが違うタイムテーブルに割り振られることはない。
普段優しい先生も試験官としてピリッとしている。
単位合否結果発表
イグザムが終わるとホッし、休みの体勢になる。
合否は、それぞれのクラスで発表される。
私が取っていた授業の合否の発表方法は、生徒それぞれにこっそり番号が渡され、
クラスの前後左右どこかにクラス全員分の最終スコアの%が書かれている紙が貼られておりそのスコアの横にそれぞれ渡された番号が書いてるのでそれを見ると言うものであった。
この時は緊張したな。
そして最終的に自宅に届くその学期の成績表。
そこには各授業の先生からコメントが書かれていた。
晴れて全て合格していたら次の学期に安心して挑めた。
と言うように今回は、私が通っていたカナダの高校での授業やテストの話について記事を書きました。
次回は、現地で感じた、現地の雰囲気。私が実際に心と体でどう感じていたか、私の心の状態を書いてゆきます。
また、天候のことも書くので、これから寒い地域に留学を検討している方、また行くことになっている方々には特に見ていただきたいです。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。