私がカナダに高校留学をした理由。
私は高校生の時にカナダへ留学し、現地の高校を卒業しました。
ざっと下記のように書いていこうと思います。
- 高校留学しようとしたきっかけ
- いざ現地の高校を下見へ
- ゲイとして生きていいと思えた場面
- 下見した感想
- 帰国後の英語準備
- 高校留学しようとしたきっかけ
中学生の時は部活に明け暮れ勉強するというプライオリティは私の中では低めでした。
そんな中、海外に興味を持ち、洋楽を聴き、洋画を見て、海外に行きたいなと思うようになりました。
私がなぜ海外に憧れを持つようになったかというと、海外の中学生や高校生が送っているスクールライフの様子に強く惹かれ、こんな高校生活を送りたいなと思ようになっったからです。
さらに私は、当時からゲイと自覚をしていたが、誰にも相談することができませんでした。
当時はまだLGBTQに関しての理解が今ほどあまり無かったように思えましたし、
私もそもそも誰かに言いたいとも思っていませんでした。
でも、周りとのセクシャリティーのギャップに悩んでいました。
”お前いつ彼女できんの?”
”お前どういう女の子がタイプなの?”
”○○がお前のこと好きだって!”
etc...
恋愛について話す時はいつも女性に置き換えて話したり、
話を作ったりと今思えば大変だったなと思います。
彼女を作らない理由は、留学をするからということでなんとか誤魔化していました。
そして留学したいことを両親に伝えると、”いいよ”とのこと。
(しかしその後猛烈な反対を受け四苦八苦となる。これは今後ブログで書こうと思う)
そこから私の留学調べが始まった。
国はすぐに決まった。
カナダ バンクーバー
理由は
直感
こういう時の私の直感は冴えてる。
これまで私は割と直感に従って生きてきていた。
もちろん他の国々も調べた。でもやはりバンクーバーに行きたい。
直感でバンクーバーに行きたいと思ったが、調べると更に行きたい。
- いざ現地の高校を下見へ
行きたいとことが決まればあとは学校探し。
父の知り合いが航空関係の仕事をしており、
そのツテでバンクーバーにオフィスを構える留学エージェンシーを紹介してもらい、
そこからコンタクトをとるようになりました。
中学3年生の2月。
修学旅行には行かず、いざカナダ、バンクーバー へ。
私の直感は正しかった。
街の雰囲気。
人々。
ゲイフレンドリー
そして、自分の心と共鳴している。
ゲイとして生きていいと思えた場面
担当してくれていたエージェントさんがよく夜ご飯に連れて行ってくれた。
その時に、男性2人と年配の3人で食事をしていたテーブルの隣になった。
2人の男性のうち、1人は10代後半から20代前半の男性、もう1人の男性は30十代前半くらいの男性。そしてどちらかの母親できていた。
そう、その男性2人はカップルだった。
見つめあったり、していた。
私は心の底から、これがいいの。と感じた。
私も彼らのような存在になりたいし経験もしたいと強く願った。
また、その光景に対し、周りにいる人たちがなんの気にも留めていなかったこと。
衝撃的であり、非常に羨んだ体験であった。
そして思えた。
ゲイでいることは悪いことなんかじゃない。ゲイでいいんだ。今日本で同じようなことはできないかもしれないけど、ここに来れば自分のセクシャリティーについて胸を張ることができ、自分を責めたり、自分を偽らなくていいんだ。
- 下見した感想
約5日の滞在で学校見学で確保されている日数は3日。
約12校の高校を見学。
そして、自分が想像していた学校の雰囲気にぴったりあった学校と巡り合った。
”ここに行く”
と、そう決心した。
あの時の学校からバンクーバーのダウンタウンへ向かっている車の中(留学エージェンシーの担当者が高校をずっと案内してくれていた)からの
景色、流れてた音楽、雰囲気は決して忘れない。
登下校のイメージ、授業のイメージそれを考えるだけでワクワクした。
”また半年後、ここに戻ってくる。”
(現地の学校は9月スタート)
そう思った。
エージェントにもまたすぐ会いましょうという話しをし、帰国。
帰国後、父親に見学した学校の説明をし、行きたい高校を伝えた。
留学エージェンシーにもその高校に通いたい旨を伝えた。
- 帰国後の英語準備
私は高校1年生の9月にむけて文法の勉強からスピーキングの勉強を始める。
高校生から留学とは言ってももちろん現地の高校では全編英語となる。
留学生のクラスもあるがそれで単位が足りるということはない。
当時私は英語を勉強していたと言っても問題なく意思疎通ができるレベルではなく、日本にある留学会社の留学する人向けの英語準備コースのような物を受けていた。
カナダに行くことがとてもとても楽しみで楽しみで毎日ワクワクしていた。
つづく。
このブログでは、カナダのこと、留学のこと、またその挫折。
私がどうしてこんなにもバンクーバーが好きなのか。
日本での社会人経験、そこでのパニック障害、父親との摩擦、ライフスタイルなどについて話していこうと思います。
まずは、私のバックグラウンドなどについて話をしてから追々色々お話を共有できたらと思っています。