元GAFA、気ままなゲイのモントリオール留学

カナダ高校留学 〜部活に所属 1年目〜

おはようございます。

前回はカナダ高校留学、通学初日について記事を書きました。

 

lgbtlifecanada.hatenablog.com

 

U-NET

 

今回は現地での部活動について書いてゆきます。

 

  • バレーボール部所属初日
  • カナダの部活事情
  • いきなりの試合
  • 試合当日
  • 試合の帰り
  • あだ名ゲット
  • 試合前の行事
  • 掴んだ楽しいスクールライフ
  • 馴染みだしたスクールライフ
  • ウィンターシーズン突入

 

バレーボール部所属初日

私は中学時代にバレーボール部に所属していました。

日本で高校生を1年間経験しその間もバレーボール部に参加していました。

(コーチも私がカナダへ留学することを知っていたので、チーム練習の助っ人として参加していました。理解してくれていたコーチや当時のチームメンバーにはとても感謝しています。)

 

バレーボールをプレーすること自体は大好きなので、カナダでも現地の高校のバレー部に参加したいなと思っていました。

(中学時代のバレーボール活動にこれまた父親が絡んでいてこれもまた私の心をエグる出来事なのでそれもまた別記事で書かせてください。)

 

現地の高校に通い始めたその週の放課後、私が通う高校で働くホームステイマザーがバレーボール部の練習があるからと部員が集まっている体育館へ連れて行ってくれた。

私のホームステイマザーとバレー部員は仲が良いとのことだった。

 

ドキドキ。

そりゃするわな笑 

 

そして今でも覚えている。チームメンバーの中で初めて会話を交わした人は1学年上のセッター。

そう、この人、私がカナダにいる間激しく片思いすることになる人なのだ。

こんなに好きになったことは当時、人生で初めてだった。

 

お互い、初めましてーみたいな挨拶と握手を交わした。

 

そしてそのまま私は練習に参加することになりホストママは帰宅。

 

ウォーミングアップから練習、監督、コーチとの関わり方から全て日本と違っていた。

すんごい楽しかった。

でも日本人どころか留学生が1人もいないオールカナディアン

確実に良い環境であるが心細かった。

まだまだチームメンバーとは馴染めずあまり話すこともなかったが、今までやっていたバレーボールでも全くスタイルや取り組み方が違い新鮮だった。

 

練習が終わり、それぞれ解散。

 

私は足がないと家に帰れない。スクールバスももうなく、私は例のセッターの彼の車で送ってもらうことに。

超近所に住んでいた。

 

この時はまだ彼を好きとかそんな感情はなかった。

(↑ここ重要。好きになるきっかけは1記事書ける)

 

お互い人見知りなのか(そうなのか?)あまり会話せず家に着いた。

でも道中、同じバンドが好きということが判明した。

車内ではそのバンドの曲がかかっていたので、ちょっとなりきって歌ってみたらあからさまに引いた顔をされた。笑

まだ私のキャラはこの時開花されていなかった。

 

 

カナダの部活事情

カナダの高校の運動部は日本のように、1年を通して毎日練習を行うということはない。

シーズンに分けて部活を行う。そのため、違うシーズンでは別の運動部に所属する人も普通にいた。

また、私が所属していたバレー部の練習は毎日ではなく平日は週3回、週末は遠征以外は土日どちらかというスケジュールであった。

 

いきなりの試合

そしてバレー部に参加し練習に加わったその次の練習の時に監督から、

今週末試合だからね

と言われた。

 

展開が早いな。

 

これが私が感じた率直な感情であった。

 

まだまだチームにも馴染めていないし。

 

学校に集合してスクールバスを貸し切って同じ学校の女子バレーボール部と一緒に日帰りで若干の遠征をするとのこと。

 

車中孤独になりそう〜

 

と思っていた。

 

試合当日

いよいよ迎えた週末、試合当日。

 

案の定行きの道中は孤独だったな笑

 

まだみんな私の名前を覚えてるか覚えてないかくらいの感じだった。

 

そしていざ試合が始まり、3試合目くらいで私がスタメンになった。

そこで活躍できた。女子部のバレー部たちも応援してくれてる。

俺ゲイだけど、でもなんだかすごい嬉しかったしトキめいた。

海外のドラマで見るような、部活で活躍している男子に女子たちが応援してくれるあの光景。

 

ランチタイム。

私は自分でサンドウィッチを作ってきていたが皆外食するとのことだった。

(ここで知る。みんなファミリーカードを持っておりわざわざランチを各自で作ったり親に作ってもらったりしないという文化であることを!)

 

私はコーチの車を貸してもらい一人でパクパク。

 

試合の帰り

午後の試合も終え、帰路に。

 

スクールバスの中である男子チームメイトが話しかけてきた。

 

名前なんだっけ?と。

 

ここで、印象に残らないと!爪痕を残さないと!

と思ったのかな?

 

私はそこで、上記した私が好きなバンドのドラマーの名前を伝えた。

 

 

そしたら彼にウケたみたいで、

皆聞いてよ、この留学生、○○○っていうんだって!!

と、車内にいる人たち皆に大声で言い出した。

 

そこで皆から認識されるようになった気がする。

その彼は私の留学生活が本当に引くくらい楽しいものとなるキーパーソンになる。

彼は非常にムードメーカーで最高にナイスだった。

 

あだ名ゲット

週明け、授業の間で廊下を歩いている時にバレー部の一部が集まって話していた。

そこを通りかかった時、

Hey, ○○○!と言われた。

 

なんじゃそれ???

 

と聞いてみたら、私のニックネームらしい。

 そのドラマーの名前とある単語を混ぜた造語。

 

私の内心。

 

くっっっっっそかっこ良いじゃんンンンンん!!

そしてニックネームをゲットしたことにとても嬉しくなった。

 

私はある目標を達成したらタトゥーをいれるつもりであるが、その中の一つはこの名前を入れるつもりである。

 

それから部活に参加するごとに皆と仲良くなり、さらにイじられキャラとなる。

 

試合前の行事

試合が始まる前に皆でエンジンを組むが、その時にチームメンバーの誰かがランダムで私にある質問をしてきて、それに対し私が大声で決められた返答をしないといけないというプレイができた。

 

また、彼らが、女子部員に対して俺とイチャイチャしたい?って聞くことを指示し、女子部員がうん♡と言うと言う一連のプレイもできた。

 

掴んだ楽しいスクールライフ

部活がきっかけで一気に私のスクールライフが充実しだした。

授業の間などに部員と会うと皆絡んできてくれるし、彼らの友達とも仲良くなれて輪が広まっていった。

 

私は留学開始してすぐに楽しい日々を送ることができた。

 

週末に泊まりで遠征する機会も増え、道中での皆とのやりとり、道中の景色、真夜中の移動、ホステルに泊まり、そこにあるプールで遊んだりと、こんな楽しいことってあっていのかと思うくらいだった。

 

ただ一つ、部活のメンバーは皆私より学年が1つ上。

翌年、彼らはもう卒業しているということ。

それだけが考えると悲しいところだった。

 

馴染みだしたスクールライフ

そしてあっという間に半年が経ち、バレーボールのシーズンが終わった。

その頃には学校には完全に慣れていた。

バレー部以外の友達もでき、スクールライフをエンジョイしていた。

学校でも私のニックネームは浸透しており、○○○=私として共通認識になっていた。

学校で構内アナウンスで私が呼ばれる時も、○○○, come to the officeと先生や学校の職員たちの間にも浸透していた。

あ、ちなみに悪いことして呼ばれたのではないです。一応。

 

チームメンバーと出会えたことは、私の留学ライフを非常に価値あるものにしてくれたラッキーすぎる出来事であった。

 

彼らの引退試合、勝てばも一緒にプレーできる期間がもう少し延びることになっていたが、負けてしまった。

でもその試合に私も出られて本当によかった。

最高な思い出で彼等とのバレーボール活動を終えることができた。

 

ウィンターシーズン突入

バレーボールのシーズンが終わった。

次は何をするか。

 

そう私が住んでいた地域は地域外や国外からも訪れる人がいるほど素敵なスキーヒルがあったのだ。

 

私は日本でスノーボードをしていた。

 

私のウィンターシーズンアクティビティはスノーボードであること以外選択肢がなかった。

(まあ他にやることがなかったというのもあるが。)

 

後に私はその山で人生初となる救急車に乗る怪我をすることになる。

これまたいつか記事にしてゆこうと。

 

次回の記事ではセッターの彼を好きになったきっかけ、そして恋心を抱きながらどう過ごしたかを書いてゆこうと思います。

 

 

P.S

海外の部活で試合で遠征した時に、遠征先で私と同じようにバレー部に所属している現地の高校に通っている、日本人と会う機会もあった。

女子も男子も。

”日本人ですか!???”って聞かれた時のあの感覚は結構好き。

あああ同志だあああ!みたいな感覚。

彼らが、試合がない時に私たちの試合を見学して応援してくれてる時、日本人って良いなーと思うとがあった。